こんにちは、ねるこ(@neruko_toushi)です。
私は、子供が生まれてから家計簿を付け始めるも、何度も挫折してきました。
そして、自分なりにどうして続かないのか振り返ってみて、色んな方法を試してみた結果、ついにズボラな自分でも続けられる方法を見つけました。
今の私がやっているのは、マネーフォワードというアプリで全自動管理する方法です。
マネーフォワードの使い方や、一年以上使い続けてみて感じたポイント、デメリットなどをまとめてみましたので、私のように家計簿をつけるのは苦手だけど、支出は把握しておきたい、という方の参考になると嬉しいです。
- 家計簿が続かない人
- 楽に家計管理したい人
- マネーフォワードの使い方を知りたい人
何度も挫折!私が家計簿を続けられなかった理由
挫折経験を振り返って、過去に家計簿が続かなかった理由をよーく考えてみると、理由はこの2つです。
①支出や収入をいちいち家計簿に記入するとか、そんなめんどくさいことやってらんない
とにかくこれが一番の理由です。
一番初めに家計簿を付け始めた時は、よくある冊子に記入するタイプの家計簿を使っていたのですが、それは1週間も続きませんでした。
支出がある度に家計簿に鉛筆で項目を考えて書いて、電卓で合計を出したりするのが面倒すぎたんです。
2日目くらいで「これは私には無理だ。」って思いましたね。
※ちなみに買ったのはこれ↓
婦人の友の家計簿講座にも通って、やる気満々で始めたものの続かず。笑
(この家計簿はベストセラーだし、使いやすい良い家計簿です。※フォロー)
こまめに家計簿を書くことって、そんなに重労働には思えないかもしれませんが、思った以上に大変なことなんですよね。
自分でやってみて、ようやく分かりました。
家計簿をちゃんと続けている人は本当にすごいです。
その後、スマホでレシートを読み込めるアプリを使って家計簿をつける方式に変えてみました。
冊子タイプの家計簿にレシートを見ながら書き込むよりは楽なので、何とか続いていたのですが、それも1ヶ月くらいで挫折。
レシートをもらい忘れたりして、一度記入を忘れると、もういいや、という気分になっちゃって。
そして、レシートがもらえない支出や収入は自分で書き込まないといけないので、だんだん面倒になってきて、そのまま挫折しました。
②生活の中で家計簿の優先度が低い
家計簿を続けられない理由、2つ目がこちら。
仕事、子育て、家事、録画した連ドラを見る…など、日々たくさんのやるべきこと、やりたいことがあるわけで。
そんな限られた時間の中、優先度の高いものから処理しているわけなんですが…
家計簿記入の優先度が私の中でかなり低いので、つい後回しになっちゃうんですよね。
いや、重要なことは分かってるんです。
でも…家計簿を書かなくてもさ…日々の生活は回るじゃないですか…(ゴニョゴニョ)。
そもそも、家計簿をつける目的とは?
そんな私ですが、少しの間でも、家計簿が続いていた時は、家計簿のプラスの効果は強く感じていたんです。
私が感じた家計簿の効果、つまりは家計簿をつける目的にもなるんですが、それは、
- 支出を把握することで、自分が何にどのくらいお金を使っているか知ることができる
- 固定費の見直しのきっかけになる
- 無駄な支出を見つけやすい
- 日記のように生活の記録になるので、振り返るとちょっと楽しい
- 余計なものを買わなくなる
- 自分が何にお金を費やして、どんな生活をしたいのか、考えるきっかけになる
- 将来のマネープランが立てやすくなる
というものです。
自分の支出を把握して、それを振り返ることで得られる効果って、副次的なものも含めてすごく大きいんですよ。
家計簿をつけて収入と支出を把握するのって節約への第一歩だし、一番基本的で重要なことなんです。
なので、家計簿をつけることは諦めたくないんです。
おすすめアプリ、マネーフォワードの使い方
そんなわけで、なるべく手間がかからない方法で、支出を管理する方法を探し、今は「マネーフォワード」というアプリに主要口座を登録して、支出と収入を全自動で記入する方法を利用するようになりました。
Zaimやマネーツリーなど、有名どころの家計簿アプリはだいたい試しましたが、マネーフォワードが一番自動作成してくれる家計簿が見やすくて、使いやすかったのでこれを愛用しています。
このアプリで自動管理する方法にしてもう一年以上経ちますが、自分なりに試行錯誤を重ねた結果、何のストレスもなく家計簿が続くようになりました。
早速、マネーフォワードの使い方を紹介します。
①マネーフォワードアプリをダウンロード
まずは公式サイトからアプリをダウンロード!
マネーフォワードは有料版もありますが、基本的に無料で使えます。
②口座を登録する
ダウンロードしたら、早速銀行口座やカードを登録していきます。
アプリの口座画面右上にある追加ボタンを押せば、口座を追加できます。

連携項目一覧の中から選んでいくか、自分が使っている口座を検索して登録します。
- 銀行
- カード
- 電子マネー・プリベイド
- 通販
- ポイント
- 証券
- 労金・信金・信組
- JA・JF
- 投信
- 仮想通貨・FX・貴金属
- 年金
- 携帯
- その他
- スーパー
- 保険
- 不動産
- 現金管理(財布)
ちなみに私が登録している口座はこの10個。
- 住信SBIネット銀行【銀行】
- 楽天銀行【銀行】
- 三菱UFJ銀行【銀行】
- ゆうちょ銀行【銀行】
- エポスカード【カード】
- 楽天カード【カード】
- Suica【電子マネー・プリベイド】
- SBI証券【証券】
- 楽天証券【証券】
- JIS&T(イデコ)【年金】
無料版だと登録できるのは10個までなので、厳選しました。
③自動で作成される入出金や家計簿をチェック
口座を登録すると、マネーフォワードが自動で口座から情報を連携してくれて、資産や収入・支出を見える化してくれます。
そして、その情報を元に、自動で毎月の家計簿を円グラフで作ってくれるんです。

支出は食費や日用品などに自動で分類してくれます。分類の精度も高いです。
マネーフォワードが分類を判断できなかったものは、未分類のところに入れてくれるので、自分でチェックして分類を決めるだけです。
マネーフォワードを100%活用するためのポイント
で、マネーフォワードの使い方は口座を登録すれば終わりで超簡単なんですが、一年以上マネーフォワードを使ってみて感じた、100%使いこなすための私なりのポイントがあるので紹介しますね。
【ポイント①】使う口座や支払い方法は絞るべし
銀行口座やクレジットカードがたくさんあると、管理も把握も大変です。
眠っている銀行口座やたまにしか使わないクレジットカードは解約して、すっきりさせることをおすすめします。
無料版だと登録できる口座数に限りがある(10個まで)ので、そもそも使っている口座数が少ない方が快適に使えます。
まぁ、使っていない口座やカードは、マネーフォワードに連携させなければいいだけなんですけど、それはそうとも、口座やカードの断捨離はやっておいた方がいいです。
私は転勤族で、転勤した先で地銀や労金の口座を開設したりしていたので、使っていない銀行口座が多かったんです。
解約するのも面倒でほったらかしにしていたんですが、一念発起して口座の数を減らしたら、資産管理がぐんと楽になりました。
クレジットカードも、色々使うより、厳選した方が結果的にお得だと思います。
【ポイント②】支出はキャッシュレス化すべし
マネーフォワードが自動で支出や収入を記録してくれるのは、連携している口座やクレジットカードのみです。
つまり、口座から現金を引き出して、その現金を使って生活する場合、引き出した総額はマネーフォワードが把握して記録してくれますが、何にどれだけ使ったかの細かい記録は自分で行う必要があります。
現金の支出がメインだと、記入する頻度が増えて面倒なので、なるべくキャッシュレス化して、全てマネーフォワードに自動で記録してもらうようにするのがおすすめです。
まずは、普段の生活の中で、自分がどんな支払い方法を使っているか思い出してみてください。
私の場合は、毎日の生活の中で、以下の支払い方法を使っています。
- 楽天カード(メイン利用)
- エポスカード(マルイでのみ使用。衣服・美容費、外食費)
- Suica(交通費、自販機での飲み物支払い)
- スタバカード(スタバでの飲食)
- 楽天ペイ・メルペイ・ペイペイ・ラインペイ(スーパー、コンビニ利用時)
- 口座引き落とし(保育園利用料、生協利用料、イデコなど)
- 現金(ペイ系やカードが使えない店での支払い、職場の組合費、割り勘代など)
どうしても現金で払わなければいけないもの以外は、意識してキャッシュレスにしています。
最近はキャッシュレス化が進んで、現金を使わなくて済むことが多くなってきましたよね。
現金で払っているものを思い出して、キャッシュレスできそうなものは意識してキャッシュレスにしましょう!
【ポイント③】優先順位が高いものから登録すべし
無料版の場合、マネーフォワードに登録できる口座は10個までなので、優先順位が高いものから登録しましょう。
1番は銀行口座です。
ほとんどの人は銀行振り込みで給与をもらっているはずなんで、とりあえず銀行口座を登録しないと収入が記録できません。
支払いとしても使いますしね。
2番目はクレジットカードですかね。
支払いのメインだと思います。
3番目以降は人によって違うと思いますが、投資をやっている人なら証券口座あたりでしょうか。
【ポイント④】クレジットカード+通販のダブル計上に注意
これは、色んな口座を連携させてみて気づいたことなんですが、例えば楽天カードと楽天市場のどちらも連携させていて、楽天市場の買い物で楽天カードを使っている場合、楽天カードでの支払いと楽天市場での買い物がどちらもマネーフォワードに登録されるため、二重計上されてしまうんです。
例えば、これは楽天市場で4,884円の紙おむつを買った時の明細なんですが、
↓こちらが楽天カード経由で計上された分

↓こちらが楽天市場経由で計上された分

となっており、同じ買い物が2回計上されてしまっています
二重計上されているものは、どちらか一方を矢印のタブをスライドさせて、計算対象から外せば大丈夫です。
私はその作業が面倒だったので、楽天市場の口座登録を削除することで対応しました。
私の場合、通販の引き落としは全て楽天カードなので、楽天カードを登録しておけば十分でした。
マネーフォワードのデメリット
めちゃくちゃ気に入っているマネーフォワードですが、使い続けてみて感じた不便なところもあります。
それは、
- 無料版だと口座を10個までしか登録できない
- たまに連携できない口座がある
というものです。
最初はそもそも10個も口座を登録していなかったので、不満はなかったのですが、使い続けるうちに登録したい口座が増えてきて、10個の制限に不便さを感じるようになりました。
有料版にすれば、10以上の口座が登録できるので、有料版にしようか悩み中です。
より使いやすくなるみたいですし、このアプリは有料版にする価値があると思っています。
マネーフォワードの連携口座数は、その他の有名どころの家計簿アプリに比べて多い方なんですが、もちろん連携できない口座はあります。
(ただし、有名どころはだいたい押さえてある印象です)
私の場合、メインで利用している口座類は全て登録できているので大きな不満はないのですが、例えば楽天ペイとかペイペイとかメルペイとかのペイ系の連携がまだなのがちょっと残念です(2020年8月現在)。
まぁ、クレジットカードと銀行口座が登録できていれば、全体の収入と支出を把握する分には問題ないんですが。
アップデートの度に登録できる口座が増えていて改善しているので、今後に期待しています。
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