こんにちは、ねるこ(@neruko_toushi)です。
我が家は毎年ふるさと納税をやっているのですが、最近、とても気になる納税先を見つけました。
ピースワンコ・ジャパンという、犬の保護や譲渡活動を行っている団体です。
ピースワンコ・ジャパンとは?
ピースワンコ・ジャパンは、ピースウィンズ・ジャパンが運営する、犬の殺処分ゼロをめざして活動している団体です。
広島の愛護センターで殺処分予定の犬を引き取り、ワクチン、狂犬病予防接種、避妊去勢などの健康管理をおこなって、全国8箇所の譲渡センターで里親さんを探す譲渡活動をしています。
ピースウィンズ・ジャパンの代表である大西氏が、2010年11月、広島県動物愛護センターで1頭の雑種の子犬「夢之丞」と出会ったことから、この活動は始まったそうです。
野良犬だった夢之丞は、その後訓練を受けて災害救助犬となり、2014年8月の広島土砂災害で行方不明者1名を発見したのを皮切りに、国内外を問わず被災地に赴いて、活動しています。
ピースワンコ・ジャパンは、犬・猫殺処分数が全国ワーストを記録した広島県で、犬の「殺処分ゼロ」※を達成するという挑戦を始め、この取り組みを全国に広げようと計画しています。
保護犬を譲り受けるまでの流れ
保護犬に興味がある方に、譲渡までの流れを簡単に説明すると、こんな感じです。
- STEP01準備シェルターなどの施設を準備
- STEP02保護動物愛護センターから殺処分対象の犬を保護
- STEP03健康管理検疫施設で獣医師による診察・治療など
- STEP04トレーニング散歩や人馴れトレーニングを実行
- STEP05里親探し譲渡センター、譲渡会などで里親を探す
- STEP06譲渡新しい家族のもとへ
保護犬の中には、訓練を行い、災害救助犬やセラピー犬などとして、被災地や養護施設等で活躍する犬もいるそうです。
現在はコロナの影響で譲渡会開催が難しいので、毎月オンライン譲渡会が配信されていますよ!
気になる方は、是非公式HPの「保護犬の譲渡」をチェックしてみてください。
施設一覧
ピースワンコ・ジャパンの施設は、広島~関東を中心に全部で8箇所あります。
- 神石高原シェルター【広島】
- 広島譲渡センター【広島】
- 湘南譲渡センター【神奈川】
- 世田谷譲渡センター【東京】
- 福山譲渡センター【広島】
- 東京あきる野譲渡センター【東京】
- 生駒譲渡センター【奈良】
- 岡山譲渡センター【岡山】
ふるさと納税でピースワンコの活動を応援できる!
このピースワンコ・ジャパンの活動ですが、ふるさと納税で応援できるんです!
ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付ができる制度のことです。
寄付後に手続きをすると、住民税や所得税の還付・控除が受けられます。
多くの自治体が、寄付者に地域の名産品などをお礼の品(返礼品)として用意しているので、税金の控除の制度を上手に使えば、実質2000円の負担で色々な返礼品がもらえます。
ピースワンコ・ジャパンの施設がある広島県神石高原町にふるさと納税(寄付)することで、活動を支援することができます。
納税は、大手ふるさと納税サイトの「ふるさとチョイス」から簡単にできますよ。
殺処分から犬の命を守る ふるさと納税
ふるさと納税なら、より気軽に支援できますよね。
ふるさと納税以外の支援方法もあります
もちろん、ふるさと納税以外で行う支援方法もあります。
- ワンだふるサポーター:1日30円(月額1000円)からの寄付で、ピースワンコ・ジャパンの活動を支援するプログラム
- ワンだふるファミリー:「高齢」や「病気・障害を抱えている」などの理由で、長い間、家族に恵まれない犬を遠方から家族として支える会員制度
- クレジットカード/郵便・銀行振込:支援をしたいタイミングで、寄付額を自由に決める
- 遺贈寄付:遺言書を作って遺産を寄付する
- ショッピングで応援:株式会社wajaが運営するオンラインショップ{Fashion Charity Project(FCP)」を通じて支援
- BOOK-OFF「キモチと。」で応援
- つながる募金:ソフトバンクの iPhone、スマートフォンを利用している場合、募金を継続して携帯電話利用料と一緒にお支払いやTポイントで支払えるサービス
- 支援物資を寄付:amazonの「ほしい物リスト」から寄付
- 公式オンラインショップで購入:フェアトレードコーヒーやワンコオリジナル Tシャツなど、ワンコ応援寄付付きの商品を購入
寄付について、詳しくは、公式HPの「Peace Wanko Japan を応援」をチェックしてみてください。
返礼品だけじゃない!ふるさと納税で寄付するということ
私はここ3年ほど、毎年ふるさと納税をしているのですが、どこに納税するかは、いつも「自分が欲しい返礼品を貰えるかどうか」で選んでいました。
ほとんどの自治体は返礼品をアピールすることで寄付を促していますし、そんな利用方法が間違っているとも、悪いとも思っていません。
実際、私はこれまで魅力的な返礼品をたくさんいただいてきたことに、とても満足しています。
でも、ふるさと納税って、納税の見返りとして「モノ」を貰うことが本来の目的なのではなくて、自分のふるさとや、応援したい自治体の活動に使って欲しいという気持ちで、「自分で自分の納税先、納税後の使い道を選ぶことができる」というところが、魅力的で画期的な制度であるはずなんですよね。
これまで返礼品につられて納税先を選んできた私ですが、ピースワンコ・ジャパンの取り組みをふるさと納税で応援できることを知って、自分のお金がどう使われるのか、という観点から、ふるさと納税の納税先を選ぶのも素敵だな、と考えるようになりました。
今後のふるさと納税は、「何が貰えるか」だけではなくて、「どの場所で、どう使って欲しいか」という観点からも選んでみたいと思っています。
インスタ、ツイッターやってます!
インスタでは投資やお得情報の発信、ツイッターでは日常のあれこれや買った銘柄のことなどを呟いてます。