【図解】おすすめ!楽天証券での掛金配分の設定方法と商品の選び方。投資初心者・30代会社員の私の場合
先月イデコの審査が完了し、ようやく楽天証券でiDeCoを始めることができました。
イデコ口座にログインしたら、まず初めにやるべき事が、掛金の配分指定と、購入する金融商品(投資信託など)の選択です。
私が色々と悩み、選んだ掛金配分と商品を紹介します。
楽天証券のiDeCo口座で掛金を配分指定する方法
①楽天証券のiDeCo口座にログイン
イデコ口座が開設できたら、楽天証券のiDeCo口座の初期設定画面を開いてログインしましょう!
ログインすると、そのまま掛金の配分指定(掛け金の中で、どの商品をいくら分買うかの設定)をする流れになります。
※楽天証券でイデコ口座開設し、ログインするまでの流れはこちらの記事にまとめています!参考にしてください↓
②掛金の資産配分方針を設定
ログインすると、こんな画面になります。
どちらを選んでもいいのですが、初心者は「どんな商品を選んだら良いかわからない方はこちら」の方から選ぶのがおすすめです。
「どんな商品を選んだら良いかわからない方はこちら」を選ぶと、以下の画面になります。
バランス型ファンドだとそれ一つで楽ですが、せっかく自分で資産運用をするわけなので、初心者といえどもリスクやら特徴やら、自分で考えて商品を選択した方がいいと思います。
あとバランス型ファンドって管理費用が高いものが多いのであまりおすすめできません。
というわけで、「2.ポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)から選択する」を選ぶのがおすすめです。
すると、以下の掛金の配分方針の指定画面になります。
この画面から、資産配分を考えます。
掛金を100%として、そのうち何%を国内株式にして、何%を外国株式にして…と色々と考えるわけです。
いきなり配分を考えると言っても初心者ではどうしたらいいか分からないと思います。
ちゃんとモデルプランがあるので安心してください。
楽天証券で、5つのモデルプランが用意されていて、「1.下記5つの中からあなたの運用方針に近いモデルを選択してください。」で気になるモデルをクリックすると、そのモデルの資産配分が表示されます。
(上の画面では、「安定成長型」をクリックしています)
- 元本確保型(定期預金100%)
- 安定重視型(国内株式20%、外国株式10%、外国債券35%、コモディティ5%、定期預金30%)
- 安定成長型(国内株式25%、国内REIT5%、外国株式20%、外国債券40%、外国REIT5%、コモディティ5%)
- 成長型(国内株式20%、国内REIT10%、外国株式30%、外国債券25%、外国REIT10%、コモディティ5%)
- 積極型(国内株式20%、国内REIT5%、外国株式30%、外国債券35%、外国REIT5%、コモディティ5%)
私の場合は、「安定成長型」の配分を参考にしつつ、国内より海外中心に投資したかったので、国内関係の金融商品の割合を減らして、外国関係の金融商品を増やした配分にしました。
③購入する金融商品と割合を選択
資産配分を設定したら今度はその配分の中で、どの金融商品をどのくらい買うかを設定します。
楽天証券のiDeCo口座で買える投資信託は、2019年12月現在で以下の31商品があります。
資産タイプ | 商品名 | 純資産(億円) | リターン(3年) | ファンドの管理費用(含む信託報酬)(税込) |
国内株式 | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 319.9 | 7.28 % | 0.1760 % |
国内株式 | たわらノーロード 日経225 | 168.3 | 10.15 % | 0.1870 % |
国内株式 | iTrust 日本株式 | 9.9 | 7.36 % | 0.9790 % |
国内株式 | MHAM日本成長株ファンド<DC年金> | 218.7 | 20.38 % | 1.7050 % |
国内株式 | フィデリティ・日本成長株・ファンド | 4,058.6 | 9.43 % | 1.6830 % |
国内株式 | コモンズ30ファンド | 187.4 | 7.93 % | 1.0780 % |
国内債券 | たわらノーロード 国内債券 | 122.0 | 0.56 % | 0.1540 % |
国内債券 | 明治安田DC日本債券オープン(DCしあわせ宣言) | 147.3 | 1.19 % | 0.6600 % |
国内REIT | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド | 27.1 | 10.31 % | 0.2750 % |
国内REIT | 野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) | 583.2 | 11.61 % | 1.0450 % |
外国株式 | たわらノーロード 先進国株式 | 452.1 | 10.94 % | 0.1099 % |
外国株式 | インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 | 187.5 | 6.77 % | 0.6050 % |
外国株式 | ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) | 124.3 | 10.08 % | 1.4630 % |
外国株式 | iTrust 世界株式 | 16.9 | 12.14 % | 0.9790 % |
外国株式 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 711.3 | – | 0.1620 % |
外国債券 | たわらノーロード 先進国債券 | 110.4 | 2.49 % | 0.1870 % |
外国債券 | たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> | 59.0 | 1.86 % | 0.2200 % |
外国債券 | インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型) | 56.0 | 3.90 % | 0.5720 % |
外国債券 | みずほUSハイイールドファンド<DC年金> | 22.5 | 3.56 % | 1.5400 % |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 57.0 | 7.60 % | 0.2970 % |
国内外株式 | セゾン資産形成の達人ファンド | 881.0 | 11.23 % | 1.5500 % |
国内外株式 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) | 314.9 | – | 0.2220 % |
コモディティ | ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) | 17.1 | 3.99 % | 0.8950 % |
バランス型 | 三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) | 15.3 | 0.14 % | 1.2920 % |
バランス型 | 三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) | 81.5 | 2.04 % | 0.6600 % |
バランス型 | 投資のソムリエ<DC年金> | 165.7 | 3.42 % | 1.2100 % |
バランス型 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 1,963.9 | 5.71 % | 0.6300 % |
バランス型 | 楽天・インデックス・ファンド(DC年金) | 27.5 | – | 0.2070 % |
ターゲットイヤー型 | 楽天ターゲットイヤー2030 | 6.3 | 3.90 % | 0.8975 % |
ターゲットイヤー型 | 楽天ターゲットイヤー2040 | 6.7 | 6.01 % | 0.9175 % |
ターゲットイヤー型 | 楽天ターゲットイヤー2050 | 3.5 | 6.00 % | 0.9175 % |
この中から、自分の方針にあった商品を選んで、それを全体の何%の割合で購入するかを設定していきます。
ポイントとしては、イデコの特性上、長い間運用する商品になるので、
- 運用管理費用が安いこと(%が低いこと)
- 純資産残高がそこそこあり、右肩上がりに増えていること
- リターンを見るなら、6ヵ月・1年・3年ごとに示されていますが、3年を最も重視
あたりを重視するのがおすすめです。
基本的には、インデックス型の投資信託を選ぶのが良いと思います。
まず、以下画面で金融商品とその配分を選んで、設定が完了したら、「設定画面へ」のボタンをクリックします。
すると、以下のJIS&Tの画面になるので、先ほど選んだ設定を一つずつ入力して反映させます。
(ちょっと面倒くさい)
最後に一番下にある「申込確認」ボタンを押して、確認したら設定完了です。
資産配分・金融商品はいつでも変更可能
これまで設定してきた資産配分の方針や、選んだ金融商品は、一度決めたらずっとそのままなわけではなく、楽天証券のiDeCoのページからいつでも変更可能です。
変更してもお金はかかりません。さらに、どれを売買しても、何度売買しても手数料はかかりません。
金融商品の数は、きっと今後増えると思うので、たまにチェックしてみて、資産配分や金融商品がこのままでいいか振り返ってみて、変えたくなったら変えるのが大事です。
30代共働き会社員、私が選んだ掛金配分指定と金融商品
私は毎月12,000円の掛金でiDeCoを運用しているのですが、その資産配分と金融商品はこんな感じにしています。
- 【外国債券】たわらノーロード 先進国債券
- 【外国株式】楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 【国内株式】たわらノーロード 日経225
- 【外国株式】たわらノーロード 先進国株式
- 【海外REIT】三井住友・DC外国リードインデックスファンド
- 【コモディティ】ステートストリート・ゴールドファンド
- 【国内外株式】楽天・全世界株式インデックス・ファンド
金融商品の数も多めですし、どちらかというと守りの姿勢のポートフォリオだと思います。
投資信託を1つか2つに厳選して、全振り!とか言った方法もあるかと思いますが、私はそこまで踏み切れませんでした。
外国債券の割合を減らして、外国株式を増やしてもいいかな、と思っているところですが、しばらくはこのまま様子を見るつもりです。
私は現在30歳で、イデコとはこれから長い付き合いなので、勉強しつつ一緒に成長していきたいと思っています。