【FP3級】ファイナンシャル・プランナーになるための試験勉強をして、これは役立つ!と思ったお金の豆知識
ただいま、FP資格を取るために試験勉強中!
現在、FP3級の資格試験を受検するため、久しぶりに勉強中です。
大人になってから自分の意志で勉強するのって、大変ではありますが、何だか贅沢で楽しいものですね。
通勤中にFP試験用のアプリをチェックしたり、参考書を読んだりしているのですが、FP試験って、生活する上で必要になるお金の知識を学べるので、勉強していると、なるほど!と思ったり、これは役に立つなぁ、と思うようなことがたくさんあります。
人生に役立つ!FP試験で学べるお金の豆知識
そんな中で、特に私がおおっ!と思ったお役立ち情報を紹介したいと思います。
証券会社が破綻しても、1,000万円までは補償される
私は、証券会社が破綻したら、預けていた金融資産は、最悪の場合は戻ってこなくなるのかと思っていたのですが…
(冷静に考えると、そんなの怖すぎる)
そんなことはなく、1人あたり最大1,000万円まで補償されるそうです。
証券会社は、投資家から預かった金融資産(証券や現金など)を、証券会社の資産とは分けて管理することが義務づけられています(分別管理義務)。そのため、証券会社が破綻した場合、投資家は証券会社に預けている金融資産を返してもらうことができます。
しかし、証券会社が分別管理を行っていなかった場合(違法行為があった場合)には、投資家が損失を被ってしまいます。
このような事態に備えて投資者保護基金が設立されており、証券会社には投資者保護基金への加入が義務づけられています。
証券会社の破綻等により投資家が損害を被った場合、投資者保護基金によって1人あたり最大1,000万円まで補償されます。
ってことは、一つの証券会社に預けるのは1,000万円までにした方が良さそうですね。
住宅火災保険も住宅総合保険も地震と津波は保証してくれない
住宅火災保険も住宅総合保険も火災保険の種類の一つです。
住宅火災保険も住宅総合保険の補償の範囲は以下の通りなのですが、
損害 | 住宅火災保険 | 住宅総合保険 |
火災、落雷、爆発、破裂、風災、ひょう災、雪災 | ○ | ○ |
水害(水災) | × | ○ |
給排水設備事故による水漏れ | × | ○ |
盗難 | × | ○ |
外部からの落下、飛来、衝突 | × | ○ |
持出家財の損害 | × | ○ |
地震、噴火、津波 | × | × |
どちらも地震、噴火、津波は補償してくれないんですね…。
日本に住んでると、地震による被害は怖いですよね。
我が家はマイホームをまだ持っていないのですが、住宅の保険関係や不動産、ローンの勉強をすると、マイホームを持つのってリスクが大きく、マイホームなんて負債だ!とかいう意見も分からなくもないなぁと思うようになりました。
でもそれでも、私はマイホームに憧れてしまうのですが。
(だってマイホームは損得じゃないのよ、理屈じゃないのよ…)
「払済保険」と「延長保険」の制度を利用すれば、保険料の支払いを中止しても契約を継続できる
私は最近保険の見直しをして、貯蓄型の終身保険を「払済保険」に変更したのですが、保険料の支払いを中止しても契約を継続できる制度は「払済保険」だけじゃなく、「延長保険」というのもあるんです。
知らなかった!
【払済保険】
保険料の払込みを中止して、その時点の解約返戻金をもとに、一時払いで元の契約と同じ種類の保険(または養老保険等)に変更すること。
この場合、保険期間は元の契約と同じですが、保険金額は元の契約よりも少なくなります。
また、特約部分は消滅します。
【延長保険】
保険料の払込みを中止して、その時点の解約返戻金をもとに、元の契約の保険金額を変えないで、一時払いの定期保険に変更すること。
この場合、保険金額は元の契約と同じですが、保険期間は元の契約よりも短くなります。
また、特約部分は消滅します。
ちなみにこれもFPの勉強で知ったことですが、保険の見直しの際には、契約転換制度という制度も使えるんです。
契約転換制度は、保険の下取りのようなもので、現在契約している保険の責任準備金や配当金を利用して、新しい保険に加入する方法です(元の契約は消滅します)。
保険の見直しにも色々な方法があるんですね!
お金の知識は大きな武器になる!
今回紹介した知識、もしかしたら常識なのかもしれませんが…笑
私は知らなかったので、へぇー!となりました。
FPの試験勉強は、ためになる知識が多く、勉強が楽しいです。