【江東区保活体験談②】点数の算出方法と合格率を上げる裏ワザ
保活やらなきゃな~と思いながらも、育休が終わる寂しさに悶えながらうだうだしていた去年の夏頃。
保活サイトで情報収集してみたり、江東区のHPで「江東区保育園等入園のしおり」を読んでみたりして、保活には「点数(指数)」が重要なのだ!ということを知りました。
今回は、江東区で保活をする人向けに、合計指数の出し方と、優先順位について、そして、合格率を上げる裏ワザについてがっつりご紹介します。
江東区の保活の基礎知識やスケジュール、時期別のやるべき事はこちらにまとめています!
保活初心者さんは、まずはこっちを読んでね↓
江東区の保育園への入園はどうやって決まる?
江東区の場合、基準指数+調整指数=合計指数となり、合計指数が高い世帯から入園が決まります。
合計指数が同点の場合は、優先順位が適用され、入園が決まります。
江東区で利用調整会議というのが開かれて、そこで各世帯の指数(点数)を見ながら、優先度が高い世帯から順番に入園が決定されるんです。
優先順位でも差が付かなかった場合は、基準指数が高い世帯が優先されます。
例えば、
世帯① 基準:24 調整:2 合計26
世帯② 基準:22 調整:4 合計26
だったら、①の世帯が優先されるということです。
自分の合計指数を調べよう
まずは、今の自分の合計指数を調べましょう。
江東区のHPにある「江東区保育園等入園のしおり」に、基準指数表と調整指数表が掲載されていますので、それを見ながら確認します。
STEP1 基準指数を確認する
まずは基準指数表を見ながら基準指数を確認しましょう。
保護者(父と母)の状況なので、例えば、夫婦共にフルタイム(週40時間以上)の会社員であれば、12点+12点で、基準指数は24点になります。
夫がフルタイムの会社員で、妻は月20日以上30時間~35時間未満の在宅ワークだったら、12点+10点で、22点です。
シングルマザーの場合は、自分の点数+12点になります。
我が家の場合は夫はフルタイムの会社員で、私は育休中でしたが、フルタイムで復職予定だったので、24点でした。
STEP2 調整指数を確認する
次に、指数調整表を見ながら調整指数を確認します。
家庭の状況によって、マイナスになったりプラスになったりします。
我が家の場合は、12の「1歳児クラス以降に育児休業復職予定で申込みの場合」にのみ当てはまったので、調整指数は+2点になりました。
STEP3 合計指数を計算する
基準指数+調整指数=合計指数
なので、STEP1とSTEP2で出した指数をそれぞれ足します。
我が家の場合は、24+2=26点でした。
優先順位が付くかどうか確認しよう
合計指数を計算したら、優先順位が付くかどうか確認します。
優先が付かないより、付く方がもちろんいいのですが、優先の中でも順位があって、1番から順に優先度が高くなります。
なので、13番の要件に当てはまる人より、1番の要件に当てはまる人の方が優先されます。
我が家は保護者のどちらもが江東区民だったので、優先順位1が付きました。
近隣保育園の入所指数ボーダー表を確認しよう
自分の合計指数と優先順位が分かったら、江東区HPに載っている「保育園入所指数ボーダー表」を確認して、自宅近隣の保育園(入りたいと思っている保育園)の入りたいクラスの直近のボーダー指数を確認してください。
例えば平成31年度4月保育園入所指数ボーダー表で、豊洲①の保育園のボーダーを確認してみると…。
例えば、一番上の「塩浜」保育園は、0歳クラスだと24(優)がボーダーとなっています。
次年度も同じとは限りませんが、だいたい一緒くらいのボーダーになるであろうことを考えると、合計指数が24点を超えていて、なおかつ優先順位も付いていないと、合格は難しいだろうと予想できます。
入園希望は第5希望まで書けるので、0歳クラスに入園予定で、合計指数が23点の家庭なら、24(優)の保育園ばかりを狙っても合格可能性は低いので、「愛隣シャローム」を第5希望内のどこかに入れておいた方がいいということです。
保育園に本気で入れたいなら、自分の合計指数(+優先順位)を知った上で、入れそうな保育園に目星をつけることが大切です。
合格率を上げるには?
よく、とにかく希望園の数をたくさん書いた方が合格しやすいとか、申し込みは早い方が印象がいいとか言った噂がありますよね。
ほかの自治体は分かりませんが、江東区のような激戦区で、申し込み人数もたくさんいるような自治体は、かなり機械的に、個々の家庭の細かい事情など考慮されず、とにかく点数だけでマニュアル通りに判断されます。
お役所ってそんなもんです。
だから、「熱意」とかじゃなくて、選考基準となる「指数」が全てです。
なので、合格率を上げるには、指数(+優先順位)を上げることが重要になります。
指数が上げられない場合は、自分の指数でも入れるような保育園を希望することが重要です。
①認可外保育園を利用して利用実績をつくる
育休中じゃない人のみができる方法になりますが、認可保育園を希望している段階で認可外保育園等に子供を入園させて、利用実績を作る方法があります。
指数調整表の14番目に該当すれば、子供1人なら+2点、2人以上+3点になります。
②時短勤務希望でも、フルタイム復職予定で書類を提出する
時短勤務を希望していたとしても、申し込み時はフルタイム復帰予定で書類を作成する方法があります。
週40時間以上勤務の方が基準点が高くなるため、時短にするかフルタイムにするか迷っているなら、フルタイム復職予定で書類を提出した方が良いです。
ちなみに、フルタイム復職予定で書類を提出して合格し、時短勤務で復帰したとしても入園取り消しにはなりません(詳しくは以下の記事を読んでね↓)。
③新設保育園と新設園近辺の保育園を選ぶ
新設の保育園は、在園時がいないので、入所可能人数が多く、ボーダーが低くなる可能性が高いです。
また、新設保育園の近くになる既存の保育園も、希望者が流れて入りやすくなる可能性があります。
新設園の2歳児クラス以降は特にねらい目です。
④0歳クラスか2歳児クラス以降を狙う
ボーダー表を見れば分かるとおり、1歳児クラスのボーダーが最も高く、0歳がその次くらい、2歳児クラス以降は年齢が高くなるにつれてボーダーは低くなります。
3歳児クラス以降になると、幼稚園に流れる人も多いので、枠が余っている保育園もあるくらいです。
1歳児クラスは認可外に入れて、2歳児クラス以降で認可保育園に再チャレンジするのもありです。
しくみを知って、賢く保活しよう
保活激戦区の江東区、保育園は増えてきているとはいえ、入るのは至難の業です。
保活は情報戦なので、保育園の入園の仕組みを知って、賢く保活しましょう!