【絵本レビュー】間瀬直方さんの乗り物絵本シリーズ「ドライブにいこう」の魅力
乗り物大好きな2歳児の母、ねるこです。
我が家は寝る前にいつも絵本を読み聞かせしているのですが、うちの子が大好きな絵本の一つが間瀬直方さんの「ドライブにいこう」です。
間瀬さんは色々な乗り物絵本を書いているのですが、最近のお気に入りがこれ。
何十回も読んでいます。
私も大好きな絵本なので、この絵本の素敵なところを紹介したいと思います。
ページをめくる度に景色が変わるしかけにワクワク
「ドライブにいこう」は絵本にしては大きめサイズのしかけ絵本です。
大きさは色紙くらいかな。
家族がドライブをしていて、変わっていく景色を一緒に楽しむという絵本です。
難しいストーリーがあるわけではなくて、移り変わる景色を楽しむ絵本なので、対象は3歳くらいとなっていますが、小さな子供から楽しめると思います。
うちは1歳のころからお気に入りでした。
で、ページが景色というか、山や雲の形に添って切りそろえられているので、最初のページから最後のページの山がチラ見え(言い方が古い)していて、奥行きがあります。
このページをめくる度に景色が変わっていって、滝だったり、原っぱだったり、湖だったりを一緒にドライブをしている気分が楽しめます。
最後のページは展望台から見た景色が見開きになっていて、今まで通ってきた道と、その景色が振り返れるようになっています。
私はこの絵本を読むと、何だか旅行に行きたくなってきます。
間瀬さんの絵は、丁寧で細部まで作り込まれているのですが、何だか色鉛筆で書いたみたいな暖かみがあって素敵です。
細かいところまで発見があって、ストーリーのある絵
私が個人的に気に入っているのは、細かいところまで発見があって、ストーリーのある絵です。
一つの見開きのページの中に色んな情報が詰め込まれていて、谷川をドライブしているページだと、サイクリングしている人がいたり、小川で釣りやキャンプをしている人がいたり、大きな鉄橋があったり。
さらに、色んな車や生き物が登場するので、バスはどこ?とか、トラックはどこ?とか、シカさんはどこ?とか言って楽しむこともできます。
一枚のページにもストーリーがあるんですが、絵本全体にも色んな繋がりというか、ストーリーがあります。
例えば最初のドライブで通ったお花畑で貰ったお花を、別の人にプレゼントしてたりとか。
初めはお父さんが運転しているんだけど、原っぱでお弁当を食べた後は助手席で寝ていて、後半はお母さんが運転しているところとか。そして最後の展望台の前あたりではっと起きて、最後は元気に写真撮影してたり。笑
見ればみるほど発見があるんですよね。
本当は、絵本の一部だけでも写真に撮って紹介したいんですが、著作権の問題に関わるので断念。
このワクワク感を私の文章力でお伝えできているか不安ですが…。
ちょっとお高めの絵本ですが、ページ作りも凝っているし、納得のお値段。
もし本屋さんで見かけたら、是非手に取ってめくってみてください!
間瀬直方さんの乗り物絵本は他にもあります
ちなみに我が子は間瀬直方さんの乗り物シリーズの絵本が好きなので、他にもたくさん揃えています。
どの絵本もページが作り込まれていて素敵ですよ。
昭和感に溢れているところもいい!
この、「バスでおでかけ」はクリスマスプレゼントにもぴったりです。
これからもちょっとずつ揃えていきたいと思っています。