【投資4年目アラサー主婦】これまでの取引を振り返り!失敗から得た教訓とは?
私は育休中だった2017年11月に始めて株を購入しました。
それから、3年以上が経ちまして…
小心者&初心者なりに挑戦と失敗を繰り返し、現在に至っています。
アラサー主婦の株取引履歴(2017.11~2021.2)
早速、株の購入を始めた2017年の11月から、現在までを振り返ります!
【2017年11月~2018年4月】ビギナーズラック期
- 2017年と2018年のNISA枠合計240万円分を全て使って株を買いまくる
- 買ったのは自分が好きな株、先に株を始めていた夫のおすすめの株など
- 持ち株の含み益は順調に増加
- 含み益のものをどんどん売却
- 調子に乗り、売却益で何も考えずに好きな株を次々と買う
株を始めた当初、私は、買う!と決めた株は下がるまで待ったり買うタイミング伺うことはなく、次々と買っていました。
2017年と2018年のNISA枠、合計240万円分を目いっぱい使って買いまくりました。
相場が良かったこともあり、最初に買った株たちは、ほとんど全てプラスで売却することができました。
このビギナーズラックにより調子に乗った私は、その後痛い目を見ることになります。笑
ちなみに私が240万を使い切って最初に買った銘柄と、その後の状況はこちらです。
- ピエトロ(2018)→800円の売却益
- ノリタケ(5331)→20,000円の売却益
- 伊豆シャボテンリゾート(6819)→167,010円の売却益
- ファンケル(4921)→121,500円の売却益
- ヒノキヤグループ(1413)→41,100円の売却益
- フジマック(5965)→53,700円の損切り
- オーエムツーネットワーク(7614)→65,587円の売却益
- 大和ハウス(1925)→現在も保有中(含み損)
【2018年5月~8月】損切り出来ずに含み損膨らむ期
- 5月の決算で下がった持ち株が多く、含み益が含み損に変わっていく
- 損切りが出来ずに、含み損は拡大&資金不足に陥る
- デイトレード・スイングトレードを試みるもストレスだけが増えて向いてないと実感
- 米国株に手を出してみる
- 含み損恐怖症になる
一番初めに買った株は、初心者なりに投資のセオリーに沿って、指標をチェックして選んでいたのですが、その売却益で次に買った株(第2陣株)は、ほとんど自分の勘と好きか嫌いかで選んでしまったのです。
最初が上手くいったので、自分には株の才能がある!と思ってしまったんですね…。
結果、第2陣で買った株がどんどん下がり、含み損が増えていきます。
どうしても損切りしたくなかった私は、下がる銘柄を損切りせずに、デイトレをしたり、新たな株を買うことで損した分を取り戻そうとしましたが、あまり上手くいきませんでした。
ちなみに私が第2陣で買った銘柄と、デイトレード・スイングトレードに挑戦していた銘柄はこちらです。
- スタジオアタオ(3550)→6,230円の売却益
- ミクシィ(2121)→123,370円の損切り
- ヒラキ(3059)→55,470円の損切り
- 楽天(4755)→313円の売却益
- ハーバー研究所(4925)→現在も保有中(含み損)
- オリックス(8591)
- ノリタケ(5331)
【2018年9月~11月】含み損脱出のためのテコ入れ期
- 投資信託を購入し始める(ポイント投資)
- 消極的に損切りに踏み切る
- 含み益の株をどんどん売った結果、持ち株が含み損のものばかりに
- 資金が底をついてきたものの株を買いたくて、ちょこちょこ追加資金を投入
- 決算前の山はり投資(いわゆる決算ギャンブル)が成功したのでこの投資法に活路を見出す
損切りせずにどうにか挽回しようとしていた私ですが、どうにもならない状況だったので、ついに損切りに踏み切ります。
- ミクシィ(2121)→123,370円の損切り
- ヒラキ(3059)→55,470円の損切り
- フジマック(5965)→53,700円の損切り
損切りに踏み切ったのは良いことなんですが、損切りしたあと、その資金で損切り分を取り戻そうと、ギャンブル的な投資をしてしまいました。
そして、損切りが苦手であることを自覚し、含み損銘柄を持つことが怖くなってしまった私は、含み益のものはプラスのうちに売却してしまおう!!と思い、どんどん売却していきました。
その結果、持ち株は含み損のものばかりという、笑えない結果に…。
(現在に続く)
この時期は色々と低迷していたので半ばやけくそになり、決算前に株を売って、決算後に上がったところで売る、といういわゆる決算ギャンブルに挑戦したりしていました。
思っていた以上に上手くいったので、この方法、行けるんじゃない?と考え始めます。
- スタジオアタオ(3550)→72,060円の売却益
- ロート製薬(4527)→27,430円の売却益
- 総医研ホールディングス(2385)→8,774円の売却益
- ツインバード(6897)→決算ギャンブルには失敗したものの、長く含み損に耐えた結果コロナで爆上がりし、220,727円の売却益
- MTG(7806)→64,625円の売却益
【2018年12月~6月】ナンピンに失敗して身動きとれない期
- 決算ギャンブルの成功でちょっと資金に余裕ができる
- その資金を使って下げ相場でナンピンしてしまい、過去最大の含み損を抱える
決算ギャンブルの成功によりちょっと資金に余裕が出来た私は、また自信を取り戻し(お調子者)、含み損の銘柄を、どうにかプラスで売却したいと思うようになります。
2018年11月頃から、米国市場と連動して、日経平均も暴落していました。
私は、下がる持ち株をどうにかしたくて、ナンピンしてしまいます。
過去に、ノリタケをナンピンして成功したことがあったので、その成功体験もナンピンを後押ししました。
しかし、私がナンピンした後にさらに株価は下がり続け、資金がなくなった私は、膨らみ続ける含み損をただ眺めているという状態に…。
- スタジオアタオ(3550)→現在2400株保有(含み損)
- ツインバード(6897)→ナンピンして300株に。その後売却(220,727円の売却益)
- MTG(7806)→現在200株保有(含み損)
【2019年7月~12月】投信とイデコでほったらかし運用に目覚める期
2019年の4月から仕事に復帰した後は、平日はずっと仕事のため、今までのように相場が見れなくなってしまいました。
リアルタイムで相場が見れないと、売るタイミングも買うタイミングも逃しがちになってしまい、株の売買の回数はめっきり減るように。
毎日の生活の中で、投資の優先度が低くなり、かけられる時間も少なくなって、持ち株の決算日さえ気づけば終わっている状態。笑
そんな日々の中でも投資は続けたかったので、投資信託の積立を始めました。
それまで、余った楽天ポイントを使ってたまに投資信託を購入したりはしていましたが、積立だと毎月指定した額を自動で積み立ててくれるので、何の手間もなく、めっちゃ楽。
しかも個別株より成績がいい(私の場合)。
というわけで、投資信託の魅力にハマりました。
さらに、積立って楽!ということに気づいた私は、イデコでの資産運用も始めました。
こちらも毎月積み立てています。
積立以外にも、たまに指値を出して個別株を売買をしたりもしていました。
【2020年】配当生活に憧れて高配当株を集める期
2020年からNISA枠で購入するものは、高利回りの株やETFをメインにしました。
配当生活に憧れていたのです。
が、その後コロナショックが到来し、買った高配当株のほとんどが含み損となりました。
- オリックス(8591)
- ディア・ライフ(3245)
- ソフトバンク(9434)
- KDDI(9433)
- 小松製作所(6301)
- SPYD
【2021年】一般NISAからつみたてNISAに切り替え、投信中心にシフト
2021年から、それまで使っていたNISA口座をつみたてNISA口座に切り替え、投信のつみたて中心の運用にシフトしました。
…そして、今に至る、という感じです。
コロナショックで一時期含み損が大幅に増えましたが、何とか持ち直しております。
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失敗を経験して…初心者なりに得た教訓
さて、調子に乗ったり失敗したりを繰り返しまして、自分なりに教訓を得ました。
教訓①「底で買って、てっぺんで売る」ことを目指さない
私はずっと、株を「底で買って、てっぺんで売る!!」と意気込んでいたんです。
チャートを見るときも、もしここ(底)で買ってて、ここ(てっぺん)で売ってたら、○十万も儲かるじゃん…。
ぐふふ。
なんて、タラレバ売買を妄想してにんまりしていたのです。
…含み損まみれになってようやく気づきました。
底で買っててっぺんで売るなんて無理だと(気づくの遅いよ…)。
私は、株を底値で買いたい!という思いが強いあまり、
下がり調子の株をここから上がるはず!と思って買って、
結局その株は上がることなく、下がり続け、含み損が拡大し続ける、
という失敗が多かったんです。
また、持ち株が高値をつけた後に下がると、「あの時の高値以上の値段じゃないと売れない!」と執着して、その後明らかに下がり調子になっても、売れずに含み益を減らしていました。
「底で買いたい!そしててっぺんで売りたい!」という思いが、私の失敗の原因の一つだったんです。
現在は、チャートを勉強して、「上がり始めたところで買う」ことを意識しています。
いわゆる順張りってやつですね。
順張りの方が、含み損になることも少ないので、損切りできない私にはストレスが少なく、向いているようです。
といいつつ購入も売却もタイミングは難しくて、今も試行錯誤中ですが。
教訓②感情と勘だけで株を選ばない
私は基本的に、買う銘柄は「好きか嫌いか」で選び、購入するタイミングは「勘」で決めてました(そりゃあ失敗するわ)。
銘柄が好きかどうか(その会社の方針や、作っている製品や、サービスを気に入っているか)は、私にとって株を購入する際にとても重要なことなので、今後も判断基準の一つであることは変わりません。
でも、感情と勘だけで買っちゃダメですね(当たり前)。
現在は、購入する銘柄の指標や買うタイミングについて、マイルールを設けています。
教訓③損切りは大事!でも、「待つ」ことも戦略の一つ
私は現物取引のみで株の売買をしています。
自分の資産で、現物で株を買っていることの強みは、「待つ」ことができるところだと思ってます。
含み損になったって、自分がこれから上がると思っているなら、ほったらかしておけばいいんです。
私は損を取り戻そうとして、下手にナンピンしてしまい、逆に損を膨らませてしまったり、損切りした後に、損切り分を取り戻したくて、ギャンブル的な投資をして、更に損してしまったりしました。
適切に損切りをすることはとても大事なことですが、下手にあがいても上手くいきそうにない時は、「待つ」ことも戦略の一つだと学びました。
私の場合、過去に損切りした銘柄を振り返ると、切るよりそのまま持っていた方が損が少なかったです。
そして、含み損になっても耐えられるように、配当が高かったたり、優待が魅力的だったり、どうしても応援したい企業だったり、という銘柄に投資するのが大切なのかなと思うようになりました。
分かっててもできるとは限らない
私が得た教訓はこんな感じです。
…こんなことは、株取引の初心者向けの本にも書いてありますし、株を長くやってる人にとっては常識だと思うのですが、私は失敗を繰り返して、ようやく身に染みて、腑に落ちました。
やっぱり、経験しないと本当の意味では分からないのかな、と思ってます。
昔から、とりあえず、自分の思うようにやってみて一通り失敗する不器用人間なんですけど、経験しないと本に書いてあることや、優しい人からのアドバイスも本当に自分の中には入ってこないんですよねー。
まぁ、意識が変わっても、株って難しいので、思い通りにいかないことばかりですが。笑
私の投資方針と今後の展望
投資方針
初心者なりに相場の中で学びを得て、自分なりの投資方針のようなものも出来ました。
- 売買は現物のみ
- 買う銘柄は自分の生活に身近なもの、興味のあるもの、好きなものかつマイルールの指標をクリアしたもの
- 投資信託のつみたてをメインに
- 予算一杯に株を買わない。暴落時に備えて現金資産を用意
- 欲しい銘柄をすぐ買わない。チャートをチェックし、割高と思ったときは待つ
- 基本的に損切りはしないが、先行きに曇りが見えたらさっさと売る
- 下げ相場でナンピンしない
- イナゴ銘柄でデイトレはしない
頭では分かっていても、暴走する時があるので、まだ修業が足りません…。
マイルールをしっかり守ることは、リスクを抑えるのに重要なことなので、この投資方針のリストはいつも頭の隅に置いておきたいと思っています。
まぁ、これからも失敗するでしょうし、それによって投資方針もちょっとずつ変わっていくとは思いますが、どんな経験も糧にしたいものです。
これからやりたいこと・目標など
ちなみに、これからやろうと思っていること、挑戦したいと思っていることはこんな感じです。
- 米国株(外国株)の比重を増やす
- 決算ギャンブルはほどほどに
- 年間配当10万円を目指す
- 投信の積立とイデコを続ける
- ときめく銘柄探し
小心者なりに、新たなことにもチャレンジしていきたいと思ってます。