【コロナショック】暴落時に退場した人を見て思ったこと
新型コロナウイルスの影響を受けて、日経もダウも大きく下げていますね。
私はツイッター(@neruko_toushi)をやっているのですが、この暴落の影響で、「株を辞めました宣言」をしている人をちらほら見かけるのです。
普段ツイートを見ていて、影響を受けていた人が投資を辞めたり音沙汰が無くなったりすると、やっぱり投資ってリスクのあるものなんだな、とちょっと怖くなります。
まぁ、ツイッター上での情報なので、本当かどうかは分かりません。
でも、少なからずそういう方はいるのだろうと思います。
かくいう私のポートフォリオも大打撃を受けていて、やることなすこと、ほとんどが裏目に出ているので、しばらく株から離れた方がいいのでは…と思うこともしばしば。
そんな状況の中、改めて自分の投資方針や、投資に対する考え方を振り返ってみたので、ここにメモしておきます。
投資で一番大切なのは、退場しないこと
投資を続けていて思うのは、一番大切なのは「退場しないこと」だということです。
私が読んで感銘を受けた、「バフェットとソロス 勝利の投資学」にも、ジョージ・ソロスの名言としてこんな言葉が紹介されていました。
まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。
投資の世界に長く身を置き続けていれば、誰にでも資産を増やすチャンスは巡ってきます。
長く投資を続けるほど、そのチャンスと巡り合う確率も高くなります。
退場しないために必要なのは、リスクヘッジと無理のない投資スタイルの確立
じゃあ、退場しないために何をすればいいのか?
私が大切だと思うのは、
- リスク対策をしっかりとること
- 自分に合った、無理のない投資スタイルを持っていること
の2つです。
一つずつ、説明していきます。
私がやっているリスク対策4つ
一つ目の「リスク対策をしっかりとること」について、私がやっているリスク対策はこの4つです。
- 現物取引しかやらない
- 生活資金で投資をしない!「余剰資金」でやる
- 全部自分だけのお金でやる
- 分散投資する
この下落の中、改めて、これを守っていて良かったなと感じました。
打撃は受けたものの、日常を脅かすほどのものではなかったのは、この4つのリスクヘッジを守っていたからです。
暴落で退場した人がどんな投資をしていたのかを見ると、やはり信用取引をしていた人が多かったように思いました。
また、今持っているお金のほとんどを投資に注ぎ込んでいるような人も、かなり精神的ダメージを負っていたような気がします。
ちなみに、ジュニアNISAは自分だけのお金ではなくて、家族共有の資金を使っています。
自分だけのお金を使っている自分口座はまだ良いのですが、ジュニアNISAで含み損が拡大すると責任を感じて辛かったです。
もし、家族共有の財産で投資をしていたら、責任を感じて更にストレスを感じていただろうと思います。
我が家は夫も投資をしていますが、夫も自分のお小遣いの範囲でやっています。
お互い、自分で出した損は自分で何とかするスタイルです。
おかげでお互い干渉することなく、ストレスなく投資ができています。
分散投資は、最近になって意識し始めました。
現金を確保しておくだけでなく、米国株や投資信託に投資してリスク分散しています。
ですが、日本株の比率が高すぎたな、と反省しています。
これからはもっと海外株の比率を増やしていきます。
自分に合った投資スタイルとは?
二つ目の「自分に合った、無理のない投資スタイルを持っていること」についてですが、今回の暴落で思った事は、私はまだ方針やスタイルが定まってないなぁということです。
これまで、自分なりに考えて、目的を持って投資をしてきましたが、自分の投資のやり方に、まだ全く自信が持てていないのです。
マイルールや投資方針が定まっていないので、こんな風に市場が不安定になると右往左往してしまって、必要以上に誰かに影響されてしまったり、いつもならやらないような行動をとってしまったりしました。
具体的に言うと、下落相場でナンピンしないと決めていたのにナンピンしたり、絶対に買わないと決めていた、企業方針に共感できない株を買ってしまったり、よく分からないタイミングで売却したり、色々とやらかしました。
これは、本当に反省しています。
マイルールが定まってなかったり、投資スタイルに自信がないからこんなことになるわけです。
改めて、自分が自信を持てる投資スタイルや、マイルールを確立しなければと思いました。
投資に日々の生活が振り回されるのは嫌
コロナショックで市場が混乱する中、私は2018年末の暴落を思い出していました。
私のまだ少ない投資歴の中で、最初に経験したのがあの暴落です。
あの時、自分の含み損がどんどん増えていって、とても怖くなったので、しばらく証券口座を開かないで、株のことは考えないようにしていました。
下がる持ち株を見ると、何だか気が滅入って、このままじゃまずいと思ったのです。
でも、しばらく株から離れると、それなりに慌ただしく楽しい毎日が普通にあって、安心したのを覚えています。
私は、毎日の生活をより豊かにしたい、と思って株を始めました。
それなのに、株に日々の生活が振り回されるようでは本末転倒です。
なので、これからも、投資はあくまで、より良い毎日と未来を目指すための手段、という気持ちで、適度にほったらかしつつ、たまに挑戦もしつつ、息の長い投資生活を送りたいと思っています。
そして、自分に合った投資スタイルを見つける旅も続けていきます。
\まず生き残れ。儲けるのはそれからだ/