ジュニアNISA口座を開設しようか悩んでいるそこのあなた!
ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)とは、子どもの将来に向けた資産形成をサポートするために導入された非課税制度です。
ジュニアNISAを利用するには、ジュニアNISA口座を銀行、証券会社、郵便局(ゆうちょ銀行)などの金融機関で開設する必要があるのですが…
開設する前に注意して欲しい点があります。
- 開設したい証券会社に親名義の口座を作る必要がある
- 1人につき1口座しか開設できない
- 一度口座を開設したら、最初に選んだ金融機関から、別の金融機関へ変更することができない
①の開設したい証券会社に親名義の口座を作る必要がある、というのは、未成年口座ならではですね。
②の1人につき1口座しか開設できないところは、他のNISA口座(一般NISA、積立NISA)と同じです。
そして、③が1番のポイントで、ジュニアNISA口座は、最初に口座を開設した金融機関から、別の金融機関へ変更することができないんです。
他のNISA口座(一般NISA、つみたてNISA)は、途中で別の金融機関へ変更することが可能なんですよ。
なので、楽天証券で開設していた一般NISA口座をやめて、SBI証券に開設する、なんてこともできるんです。
でも、ジュニアNISA口座はできません。
そのため、どの金融機関でジュニアNISAを利用するかは慎重に考える必要があります!
開設前にじっくり考えて口座を選ぶために、主要な証券口座のジュニアNISAの特徴を比較しつつ、注意点やおすすめの証券会社を紹介します。
各証券会社のジュニアNISA口座を比較!おすすめはSBI証券か楽天証券
ジュニアNISA口座を開設するなら、手数料が安く、使いやすいネット証券がおすすめです。
主要な大手の証券会社のジュニアNISA口座の特徴を比較するとこんな感じ。
金融機関名 | 楽天証券 | SBI証券 | 松井証券 | マネックス証券 |
国内株式 売買手数料 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
投資信託 取扱本数 | 2,593本 | 2,570本 | 1,257本 | 1,147本 |
IPO取扱い | NISA口座では取扱なし | あり (82社) | あり (21社) | あり (48社) |
外国株式 | 取扱なし | 9カ国 (米国、香港、韓国、 ロシア、ベトナム、 インドネシア、 シンガポール、タイ、 マレーシア) | 取扱なし | 取扱なし |
系列の銀行口座の有無 | あり(楽天銀行) ※何歳でも開設可能 | あり(住信SBIネット銀行) ※日本国内に居住している満15歳以上のみ開設可能 | なし | なし |
外国株式取引をしたいなら【SBI証券】一択!
この表をみると分かる通り、人気のあるネット証券のジュニアNISAは外国株式取引ができない金融機関が多いんですね。
というか外国株式取引ができるのはSBI証券だけ、という。
海外ETFも外国株式の一種なので、海外ETFが取引できるのもSBI証券だけです。
なので、外国株式取引や海外ETFの購入をする予定があるなら、投資信託やIPOの取り扱い数も多いSBI証券が一番条件がおすすめです。
海外ETFの取扱いがなくても、例えば楽天証券のジュニアNISA口座で購入できる【楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)】や、【楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)】という投資信託は、「バンガード社のETFに対して投資している投資信託」なので、実質的には海外ETFを買っている、と言えるかと思います。
また、海外個別株を購入できなくても、海外市場に投資をしている投資信託は購入できるので、実質的には海外個別株を買っている、と考えることもできます。
子供の銀行口座も併せて開設するなら【楽天証券】
ジュニアNISA口座でできる取引の充実度だけを見ると、SBI証券がもっともおすすめなのですが…
銀行口座を開設することも併せて考えると、楽天証券がおすすめです。
というのも、証券口座への入金は、同名の銀行口座からしかできないんです。
つまり、子供名義のジュニアNISA口座に運用資金を入金するためには、子供名義の銀行口座を作る必要がある、ということ。
※私はうっかり自分名義の銀行口座から子供名義の証券口座に入金してしまい、失敗しましたことがあります
証券口座と同系列の銀行であれば、入金手数料が無料だったり、何かとサービスが充実していて使いやすいので、証券口座を開設するなら、同系列の銀行口座も開設するのがおすすめです。
楽天証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券のうち、系列の銀行があるのは楽天証券とSBI証券で、それぞれ楽天銀行と住信SBIネット銀行という銀行があります。
ただ、楽天銀行は何歳からでも銀行口座が開設可能なのですが、住信SBIネット銀行は、15歳以上じゃないと口座が開設できないのです。
詳しくは、以下の公式HPをチェックしてくださいね
- 住信SBIネット銀行 よくあるご質問
〔口座開設〕 子供(未成年者)の口座は作れますか? - 楽天銀行 よくあるご質問
未成年者でも口座を開設できますか?
なので、系列の銀行口座に子供名義の口座を作って、手間なく運用したいなら、最もおすすめなのは楽天証券です。
もちろん、系列の銀行じゃなくても、子供名義の銀行口座さえあれば、子供名義の証券口座で取引はできます。
私は楽天銀行に子供名義の口座を開設するまでは、子供名義のゆうちょ銀行から楽天証券の口座に入金していました。
でも、色々と手間なのと、手数料も高いので、同系列の銀行口座で子供名義の口座を開設することをおすすめします。
証券口座と銀行口座の連携しやすさは大事!
ジュニアNISA口座の開設には親の証券口座が必要
最初の注意点でもお話ししましたが、ジュニアNISA口座を開設する際は、未成年者以外に親権者等も金融機関に専用口座を開設する必要があります。
つまりジュニアNISA口座を開設する前に、開設したい金融機関に親(親権者等)が口座を持っていない場合、まずは親名義の口座を開設しなきゃいけないんです。
もし、ジュニアNISA口座に特にこだわりがなく、既に証券口座を開設している人なら、自分が証券口座を開設している金融機関でジュニアNISA口座を開設しちゃうのが一番手っ取り早いです。
ジュニアNISA口座は基本的に親が運用すると思うので、親が使い慣れた証券会社だと使いやすい、というメリットもあります。
でも、ジュニアNISA口座は一度開設したら金融機関を変えられないので…
一番良いと思った証券会社で口座を開設してくださいね!!
口座開設は以下のバナーからどうぞ♩
\SBI証券の口座開設はこちらから/
\楽天証券の口座開設はこちらから/
ジュニアNISA口座を開設する手順については、こちらの記事で詳しく説明してます!要チェック!!
これで、ジュニアNISA口座開設はバッチリ開設できますよ。
ちょっと手間はかかるけど、とてもお得な制度だから、対象となる子供がいるなら、開設することをおすすめします!
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